こんにちは。chinoです。
本日は四日目。早いものです。
今日は「トマト」をモチーフに描いたシリーズをご紹介します。
上の写真で一番奥にある6枚から。
これは20cm×20cmのキャンバスを使っています↓
下の写真はモチーフ。カゴに持ったトマト。
こぶりなトマトがたくさん。20個くらいかな。
私とよくお酒を飲みに行かれる方々はご存知ですが、私は冷やしトマトをほぼ必ず頼みます(笑)。
おしゃれでないのですが、父親が切ったトマトをお醤油で、お刺身のうに食べるのを好んでいて、私もその食べ方が好きです。鰹節がかかってれば、なお良し、と。。。
…と、話は絵に戻して。
6枚の作品、描き始めは6枚バラバラではなく、合体させて1枚のキャンバスみたいにして描き始めます。
ある程度描いたら、もとの6枚のキャンバスにバラして、それぞれが1枚の作品として完成するように仕上げて行きます。
バラバラにする前はこんな感じ↓
キャンバス上の形や線を選び、色を選び、新たに重ね、削り、重ね、、している内に、下の写真のような形で完成。
ビジュアル的には目玉焼きのような仕上がりになったので、タイトルは「とまたまご」としました。
「効率良い制作方法だね!」と言われることもあり、そうなんです、確かにそれも一利あります(笑)。
ある程度描いて、バラした時、それぞれのキャンバスの中には
デザイン的にはバランスの悪い計算外の線や色面が既に入っている訳です。その計算外の要素が私にとっては宝の山。キャンバス上で演者として仕立て上げていく訳です。
下の写真は、同じカゴに持ったトマトから、同じような過程を経て作った、小さいバージョンです。
「とまとまと」。10cm×10cmを9枚。
バラバラにする前はこんな感じ↓
バラバラにして仕上げると↓
たくさんのトマトを複数で作成…というのは、実は15年前の初めての個展でもやりました。
その時は4枚で描きました。4枚の内、2枚を購入してくれた友人から借りて、今回、新作と並べて展示してみました。
下の写真2枚がその「Red Hot Tomatoes」。ビビッドな色使いや筆の勢いが若々しい。。
今回、その頃の作品の写真なんかも会場に持って来ておりますので、見てみて下さいね~。
#余談:昨日は、チャリくまのみんなに、お祝いをして貰いました。ありがとう!!